「お客さまの移動と移動の間に、行動(購買)がある」
お客さまが1日の生活の中で、リアルな購買行動に最もアクティブになるのは、「移動者」となるシーンです。jekiは、「移動者」の“移動×行動”を把握・分析し、最適なマーケティング・プロモーションを企画・実行する「移動者マーケティング」に長年取り組んできました。
『移動者マーケティング』
2012年9月6日出版「移動者マーケティング」の中で重要な視点となるのが、「移動者」の“移動×行動”の背景にある、インサイトです。首都圏生活者の毎日の通勤移動において。朝自宅を出る時のOFFモード状態にあるお客さまと、日中会社で仕事に取り組む時のONモード状態にあるお客さまとでは、インサイトも、求める情報も、情報の受容態度も異なります。また、移動と移動の間にある行動(購買)は、このTPOにより異なるインサイトが引き金となって発生するものが多々あります。例えば、「朝の出社直前に、会社最寄り駅で朝食・昼食を購入する、ONモードに備える購買」や「会社退社後に、仕事のONモードを自宅に持ち帰りたくない気持ちから帰宅途中に喫茶店に立ち寄る、ON・OFFモードスイッチ購買」などが挙げられます。
これまで「移動者マーケティング」では、「移動者」の“移動×行動”やその背景にあるインサイトについて、統計的に把握し、ターゲットを類型化してきました。jeki移動者DMPではさらに一歩踏み込んで、お客さまのTPOにあわせ、スマートフォンを通じて最適なメッセージを最適なタイミングで配信するなど、データドリブン・マーケティング環境の構築に取り組んでいます。
<移動者マーケティングの歩み>
1995年 「10,000人調査(現「移動者調査」)」スタート
2008年 「駅消費研究センター」設立
2010年 「移動者マーケティングプロジェクト」発足
2012年 書籍「移動者マーケティング」上梓
2017年 「Move Design Lab」設立
2019年 「jeki移動者DMP」・「jeki観光型移動者DMP」スタート